熱中症対策の重要性と法的義務
2025年6月1日より、厚生労働省は「労働安全衛生規則」を改正し、WBGT(暑さ指数)28℃以上または気温31℃以上の環境で1時間以上の屋外作業を行う場合、企業に対して熱中症対策の実施を義務化しました。
特に建設業では、熱中症による死亡者数が全業種中最多であり、過去10年間で92名が死亡しています。企業には以下の3つの対策が求められています:
- 報告体制の整備:作業員が異常を感じた際にすぐ報告できる体制の構築
- 対応マニュアルの作成と周知:応急処置や医療対応の手順を明文化
- 教育の実施:関係者への初期対応や予防策の教育
これらはすべて、法令で義務付けられた内容であり、企業の安全管理体制の一環として確実な実施が求められます。
ニッコンが提供する熱中症対策サービス(eラーニング2テーマ)
ニッコンでは、従業員の安全を守るために、2種類のeラーニング教材を提供しています。
どちらもアニメーションや事例を交えた分かりやすい内容で、全従業員・管理者向けに最適化されています。
① 「熱中症対策の基本と予防法」
- 対象:全従業員/管理者
- 時間:21分(従業員向け)/25分(管理者向け)
- 内容:熱中症の基礎知識、発症事例、予防のポイントを映像で学習
② 「熱中症は怖くない!災害事例から学ぶ対策」
- 対象:全従業員/管理者
- 時間:30分(従業員向け)/35分(管理者向け)
- 内容:実際の災害事例をもとに、発症のメカニズムや応急処置、管理者が取るべき3つの対策を解説
どちらの教材も、PC・タブレット・スマートフォンで視聴可能で、受講状況の管理も可能です。受講期間中は繰り返し視聴できるため、現場での安全教育に最適です。