〜現場で必要なマネジメントスキルの原理原則を、実践を通じて身につける〜
研修のねらい
近年、組織を取り巻く環境は急速に変化しており、準備が整わないままプレイヤーとマネジャーの両方の役割を担うことが求められるケースが増えています。
しかし、現場で求められるマネジメント力は、経験や勘だけでは対応しきれません。
だからこそ今、マネジメントの原理原則を体系的に学び、状況に左右されない判断軸と行動力を身につけることが重要です。
本研修では、変化の時代に対応できるマネジャーとしての基礎をしっかりと養い、職場実践を通じて定着させることを目的としています。
約6か月にわたる継続的な取り組みを通じて、「学び → 実践 → 振り返り」のサイクルを確立し、管理者としての確かな基盤を築きます。
研修の目的
- 新任管理者としての立場・役割を理解し、組織マネジメントに必要な知識・スキルを体系的に習得する
- 学んだことを職場で活かし、上司・部下を巻き込みながら実践と振り返りを繰り返すことでスキルの定着と成長を促進する
コースの特徴
- 原理原則に基づく実践型マネジメント教育
組織目標の達成を目的としたマネジメント・フローに基づき、業務(What to do)と人(How to do)の両面から学びます。 - 6か月間の継続支援プログラム
研修での学習に加え、職場での実践・フォローアップまでを一貫して支援します。 - BMA診断による現状分析と成長実感
ベーシックマネジメント能力(BMA)診断を通じて、自身の強み・課題を明確化し、成長を数値と行動の両面から実感できます。
標準スケジュール(約6か月)
| 時期 | 内容 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 約1か月前 | 個人学習・準備、BMA診断実施 | 自身の現状を把握し、学習への動機づけ |
| 集合研修Ⅰ(2日間) | 管理者としての立場・役割/マネジメントの基本 | 原理原則の理解と役割認識 |
| 職場実践(約1か月) | 実践課題への取り組み | 学びの現場適用と上司との面談機会による課題発見 |
| 集合研修Ⅱ(1日) | 実践結果の共有と課題設定 | 学びの深化と次フェーズへの計画づくり |
| 職場実践(約3か月) | アクションプランの実行 | 実践・試行錯誤・上司との定期面談・さらなる動機づけ |
| 集合研修Ⅲ(1日) | 成果発表・振り返り・今後の課題設定 | 成長の可視化と今後への展望 |
研修プログラム(抜粋)
- 管理者としての立場・役割認識
- 計画的業務推進・目標設定の基本
- 問題解決と論理的思考
- コミュニケーションとリーダーシップ
- 部下育成・ティーチング/コーチング
- モチベーションマネジメント
- アクションプラン策定・実践・振り返り
本コースのメリット
受講者側のメリット
- 管理者として身につけるべきマネジメント原理原則を体系的に習得
- 上司・同僚との関わりを通じて学びの実践と定着が可能
- 対話や事例共有により、不安を解消し自信を醸成
組織側のメリット
- 単発研修で終わらない職場実践型の人材育成が実現
- BMA診断により成長度合いの可視化・効果測定が可能
- 受講管理システム「STePL®」による効率的な運営支援
学習支援の仕組み
研修効果を最大化するため、事前・事後課題や上司面談などを体系的に設計しています。
研修の成果は、実は「研修そのもの」よりも、研修前の準備や意識づけ、研修後のフォローによって大きく左右されます。
この考え方は「4:2:4の法則(前40%:中20%:後40%)」として知られています。
私たちはこの法則に基づき、学びの定着と行動変化の継続を支援しています。
実施概要
| 対象 | 新任管理者・リーダー層(初めて部下を持つ方、チームを率いる立場の方) |
| 期間 | 約6か月(集合研修4日+職場実践) |
| 形式 | 対面またはオンライン対応可 |
関連研修
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